大阪・北摂の音楽教室

 
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ー 生徒さんの声 〜レッスン体験談〜 ー


ヴァイオリンのレッスンを始めて


性別/男  年齢/47才  ヴァイオリン暦/1年('05年5月開始)
 

・・・レッスンを受ける前は・・・

 ヴァイオリンは演奏を聴く楽器で、絶対弾けない楽器という
一言に尽きました。特別な才能を持ち修練した者だけに弾くことが
許される楽器なのだと思っていました。
フレットレスの楽器ゆえに絶対音感が必要とか、
子供のころに始めないと上達しないとか、才能がないと無理とか、
楽器やレッスン料が高価とか、練習時間や練習場所の確保が
できないとか・・・
それに、ヴァイオリン=クラシックというように勝手なイメージを
持ち、日常接することの少ない音楽家に対して、とても高貴で
付き合いにくい人種のようにも思っていました。
(たぶん中にはそういう人もいると思います。(笑))
ですから、どこに、誰に習いに行けばいいかも悩むところでした。
今思えば、「どうせ弾けないから」と諦めるための理由をみつけて
無理に納得させていたように思います。

・・・レッスンを受けてからは・・・
 やっぱり難しい楽器です。でも、限られた人にしか弾けないような楽器ではないと思えるようになりました。
私自身、楽譜は苦手でしたが、レッスンを受け始めて約1年、
楽譜にも慣れ、少しでも綺麗な音が出せるようになったり、
弾ける曲が増えたり、自分のヴァイオリンの音でも癒されることに驚いています。
それに、何より弾けるようになれば嬉しいし、楽しいです。
 気になっていた音程(左手)は、最初確かに苦労しました。
勝手な思い込みかもしれませんが、今は音感の個人差はあるでしょうけど「慣れ」かな?と思ったりもします。
それより、ボウイングつまり右手の弓の方が音色を決める
重要なポイントで、難しいことがすぐに判ります。
レッスンを受ける前は、ホラー映画に出てくるお化け屋敷の扉の
開くような「ギィ〜〜」という音しか出ず、
十数年間楽器がケースに拉致されてました。(笑)
初回のレッスンの時に、綺麗ではなかったもののすぐに音が
出て喜んだのも束の間、その音もすぐに耳ざわりな音に聴こえ、
ボウイングの練習に明け暮れました。
それ自体はあまり面白くない練習ですが、綺麗な音が出るように
なると、左手に専念できて音程が取れるようになり、
弾けるようになるという実感が湧いてきます。

 私の使っているヴァイオリンは、本体、弓、ケースその他付属品
付きで数万円ぐらいの安い楽器ですが、弦を気に入ったものに
変えてり、楽器の調整をしてやればそれなりの音で楽しめます。
でも、弾けるようになればいい楽器が欲しくなるのは他の趣味と
同じです。
 練習はカラオケボックスを使ってます。家で練習できれば一番
ですが、時間帯や住宅事情を考えれば、周りを気にせず練習に
集中できて、使用料も結構安価でいいと思います。
レッスンの先生についても、一度演奏を聴きに行くことを
お薦めします。自分の目指す音色がそこに見つかれば・・・

 目指すレベルや個人の能力によって苦労の度合いも違い、
すぐ簡単に弾ける楽器ではないですが、弾けるようになった時の喜びや達成感や満足感はとても大きいです。
弾けるようになるかどうかが一番不安に思うことですが、
試してみる価値は十分あると思います。
あとは勇気と努力と決断力だけ。
何より「弾けるようになりたい。」という気持ちが上達には
一番だと思います。それと諦めないことでしょうか。







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